Webの仕組み、基礎知識を学べる本・参考書【おすすめ5選】

  • 2021年3月11日
  • 2021年3月28日
  • IT, WEB
 
Web初心者
Webエンジニアを目指しているんだけど、Webの基礎を学べる本ないかな?Webの仕組みについて学べる参考書があれば紹介してほしい。


こういった疑問に答えます。

・webエンジニアを目指す人がなぜWebの仕組みを理解する必要があるのか
・Webの仕組み、基礎が学べるおすすめの本5選


この記事を書いている私は、現役プログラマーで歴でいうと2年ほどです。

エンジニアやプログラマーを目指している人でプログラミングさえ学習していれば大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、プログラミングの前に大前提としてWebを理解する必要があります。

もちろんエンジニアでなくてデザイナーやマーケターなど、あるいはただ単にWebについて学びたいという方でもWebの仕組みや基礎を理解するという上では同じことなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それではさっそく見ていきましょう。


Advertising

webエンジニアを目指す人がなぜWebの仕組みを理解する必要があるのか


Webエンジニアになるためには、もちろんプログラミングの技術も必要ですが、その前にWeb自体の仕組みを理解する必要があります。
理由としては、根本の仕組みが理解できていないと問題の原因を突き止めることができないからです。

Webの仕組みといっても幅広いですが、特にWebシステムやWeb通信の仕組みはしっかり学習した方が良いでしょう。
そうでないといくらプログラミングでアプリやサイトを作ったとしてもインターネット上で公開できません。

WebシステムやWeb通信、その他にも学ぶべきWebの基礎はたくさんありますが、Webの仕組みを理解することはプログラミングの学習と同じくらい重要なので必ず学習しましょう。

それでは、Webの仕組みが学べる本を紹介しますね。


Webの仕組み、基礎が学べるおすすめの本5選


Webの仕組みや基礎を学べる本を5選紹介します。
5選と言いつつ、Webの基礎については最初の3冊、残りはWeb全般についてではないですが、Webエンジニアには必要なIT技術の基礎本なので合わせて紹介しておきます。

先に言っておくとWeb全体の基礎を学べる本でしたら、何冊も買う必要はないので最初に紹介する3冊の中から良さそうだなと思ったのを1冊購入して学習すれば良いと思いますよ。

それでは見ていきましょう。

①:プロになるためのWeb技術入門


最初に紹介する1冊は、「プロになるためのWeb技術入門」です。

Webの仕組みについて体系的にまとめてあり、Webアプリケーションがどのようにして動いているのかをイラストや図を用いてわかりやすく解説してくれている書籍です。
2010年に販売されて改訂版などは出ていないので内容は少々古いですが、Webの技術理解という点では、一番わかりやすい良書であると思います。


特徴・おすすめポイント

序盤はWeb技術の歴史で、中盤はインターネットの仕組みとなり、最後はMVCモデルの説明となっています。
Webアプリケーションの歴史を追いながら、Webの仕組みがわかりやすく解説されているので、初心者の方でも問題なく読み進められます。

 
あゆり
「Webの仕組みを全体像として理解できる初心者向けの本がいい!」という方におすすめです。


②:Web技術の基本


2冊目は、「Web技術の基本」です。

1冊目同様にWebの全体像からHTTPでやり取りする形式、Webアプリケーションの開発などが豊富なイラストを用いて解説されています。
WebアプリやWebサービスを開発する上で必要な基本的なWebの技術要素を広く浅く学ぶことができます。


特徴・おすすめポイント

左ページに説明文、右ページに図解を用いた解説といった感じで書かれているので、非常にシンプルでコンパクトにまとまっています。
適度にイラストもあるので、初学者にはこちらの本が一番わかりやすいと思います。

 
あゆり
「超基本的なWebの基礎や仕組みを超初心者でも理解できるイラスト付きの本がいい!」という方におすすめです。


③:Webを支える技術


3冊目は、「Webを支える技術」です。

HTTPやURI、HTMLといったWebの基本となる技術やWebサービスを作成する際の設計思想を身につけることができる書籍です。
こちらもWebの基礎技術を全体的にざっくり解説されているので、初心者がWebを理解するための入門本としても良いでしょう。


特徴・おすすめポイント

最初に紹介した2冊の本との違いとしては、こちらの本はどちらかというとWebシステムの実装に必要な基本知識をまとめて解説した本です。
RESTやAPIなどについてもしっかり解説されています。

 
あゆり
「Webサービスを作成する際の基礎的なWeb知識を学べる本がいい!」という方におすすめです。


④:キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年


4冊目は、「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年」です。

基本情報技術者試験を受ける人のための本ではありますが、そうでない方でもITの基礎知識を学ぶことができる書籍です。
かなり豊富なイラスト図を用いているので、IT初心者でも楽しく読み進められると思います。


特徴・おすすめポイント

試験対策用の参考書でもあるので幅広いIT用語やITの基礎がイラスト付きで解説されています。例えばコンピュータの基本でもあるビット演算などはエンジニアになっても使う機会は多いですし知識として必要不可欠です。Webの基礎ではなくITの基礎知識なのでさらに幅広いですが、知識としてつけて損はないので勉強してみても良いでしょう。

 
あゆり
「エンジニアになったときに役立つようなITの基礎知識が学べるわかりやすい本がいい!」という方におすすめです。


⑤:3分間ネットワーク基礎講座シリーズ


5冊目は、「3分間ネットワーク基礎講座」シリーズです。

3分間ネットワーキングというサイトの内容が書籍化されたもので、「3分間ネットワーク基礎講座改訂新版」、「3分間ルーティング基礎講座改訂新版」、「3分間DNS基礎講座」、「3分間HTTP&メールプロトコル基礎講座」の4つのシリーズとなっています。
それぞれのシリーズにおいて基本中の基本をとてもわかりやすく学ぶことができます。


特徴・おすすめポイント

どのシリーズも豊富なイラストを使いながら会話調で展開されていき、初心者がわからないであろうことを会話形式の中で質問してくれていたりするので楽しく挫折せずに読み進められます。各項目ごと3分間(実際は5分くらい)で読めるようになっているのでスキマ時間を有効活用できます。

 
あゆり
「IT技術の基礎を楽しく学びたい!」という方におすすめです。4シリーズの中で特にどれを学びたいと決まってなければ、まずはネットワーク基礎を学ぶことをおすすめします。良さそうだったら他のも学んでみると良いでしょう。

スポンサードサーチ

まとめ


いかがだったでしょうか?

WebやITの基礎が学習できる入門本を紹介しました。
エンジニアやプログラマーを目指す方は必ず必要な知識になるので学んでおきましょう。
またエンジニアを目指していない方でも、Webの知識はあって損することは絶対にないので、興味があればぜひ学習してみてくださいね。

というわけで今回は以上です。

Advertising