向き不向きの特徴を知りたい。
プログラミングを趣味にするメリットも教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
・趣味をプログラミングとするのに向いている人の特徴
・プログラミングを趣味とした先の目標を決めよう
・趣味プログラミングの例とおすすめ言語
・趣味プログラミングから副収入を得るまでのステップ
結論から先に言うと、趣味でプログラミングは有りです。
プログラミングを趣味にするとできることはたくさんあるし、副業として収入を得ることもできます。
単純に趣味としてやりたいという人にも、プログラミングを学ぶと物事の考え方も変わってきてはっきり言って良いことしかありません。
完全未経験者でもプログラミングを趣味にすることは可能なので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
プログラミングを趣味にするメリット5つ
実際、プログラミングを趣味にすることはメリットしかないですが、その中でも特に大きなメリットは次の5つです。
- いろいろなサービスを作れるようになる
- 副業に使えてお小遣い稼ぎができる
- エンジニアやプログラマーとしての就職、転職できる
- 本業を辞めて独立も狙える
- 場所に問わず仕事ができるため働き方の自由度が増す
①:いろいろなサービスを作れるようになる
プログラミングができるようになると、自分が作りたいものを作れるようになります。
たとえば以下のようなものですね。
・スマホアプリ
・スマホゲーム
Amazonや楽天市場などの会員登録やオンライン決済機能がついたWebサイト、TwitterやInstagramなどのSNSアプリ、ゲームなどを自分で作ることができます。
単に趣味でWebサービスを作るのも良いですが、それが世に受け入れられれば仕事に繋がることもあります。
作りたいものを自由に作れるようになるのは、大きなメリットの1つですね。
②:副業に使えてお小遣い稼ぎができる
仮に今の収入にプラス5万円あったら、できることは増えますよね。
プログラミングを趣味で学ぶと、副業でプラスαの収入を得ることができます。
会社員として普通に働いていてプラス5万円と考えるとわりと厳しいですが、プログラミングで副業収入と考えると半年もあれば達成できます。
現代はクラウドソーシングサイトといって仕事を依頼したい企業や個人と、仕事を請けたい個人をつなぐマッチングサイトもたくさんあります。
毎月プラス5万円収入が増えれば、毎週美味しいご飯を食べにいくこともできるし、数ヶ月に1回は国内旅行に行くこともできます。
貯金に回せば、5年間で300万円貯まることになります。
コーディングの案件はたくさんあり、プログラミングは副業にすごく合っているので最初は趣味でも後々副業にしてみてもいいかもしれないですね。
③:エンジニアやプログラマーとしての就職、転職できる
プログラミングを習得できれば、手に職をつけるということなので、エンジニアやプログラマーとして就職、転職することができます。
趣味としてプログラミングをやっているうちに本業にしたいと思うようになるかもしれませんが、エンジニアやプログラマーは常に人手不足なのでキャリアチェンジすることも可能です。
つまり、趣味としてプログラミングを学べば仕事の選択肢は広がり需要もどんどん上がっていく一方なので仕事に困ることはないでしょう。
④:本業を辞めて独立も狙える
趣味のプログラミングから副業で収入を得ることができるようになれば、本業を辞めてフリーランスエンジニアとして独立することも可能です。
プログラミングの案件はたくさんあるのでその辺りも安心です。
実際、未経験から数ヶ月プログラミングを学習して1~2年ほど実務経験を積んでフリーランスになった人もたくさんいます。
フリーランスの場合、ポートフォリオなどがあると案件を受注しやすいので独立する場合はポートフォリオを作成してからの方が良いでしょう。
⑤:場所に問わず仕事ができるため働き方の自由度が増す
加えて、プログラミングの良いところはある程度お金が稼げるようになれば働き方の自由度が増します。
案件の中には在宅OKのものたくさんありますし、週2〜3日勤務OKというのもたくさんあります。
毎日満員電車に揺られてオフィスに出社することもなく、朝はゆっくり起きて近場のカフェあるいは自宅で仕事をすることが可能なのです。
クライアントと会議があってもmeetやzoomで行うことも多いので楽ですよね。
プログラミングを習得できれば、そういった生活も待っています。
プログラミングを趣味にすると、作りたいものが作れるようになり、その実績で就職や転職ができるようにもなるし、本業を辞めたくなければ副業としてお小遣い稼ぎをすることもできる。慣れれば独立もできるし自由に働ける快適ライフが待っている。
ということです。
趣味をプログラミングとするのに向いている人の特徴
実際、プログラミング自体の向き不向きは気にすることないです。
私自身も元々はパソコンが苦手で超文系人間でしたがプログラミングを書けるようになりました。
プログラミングは、学習さえすれば誰でも仕事はできますし、どっちにしてもやってみなければわからないので、興味があるのにやる前から向いていないだろうなど諦めてしまうのはもったいないと思います。
とはいえ、ここでは趣味という観点での話なのでプログラミングを趣味とするのに向いている人の特徴を紹介したいと思います。
あくまでも特徴なのでそうなんだーくらいで良いと思います。
1. 論理的に考えることが得意な人
プログラミングは、論理的思考力が必要になります。
実際にプログラミングを書いているとわかりますが、例えばバグ改修(不具合修正)をする際など、どこが間違っているかを考えなければなりません。
「ここが合っているならここが間違っているかもしれない。」とか「こういう結果が出るということは、ここが間違っているかもしれない。」などといった前提を考える必要があります。
常に、「こうすればこうなる」という考え方をしなければならないので、論理的な思考力が大切です。
なので日頃から論理的に考えることができる人は、向いていると言えるでしょう。
2. 長時間座って作業ができる人
プログラミングは、長時間座ったまま作業することが多いです。
もちろん趣味なので隙間時間や気が向いた時にということもあるでしょうが、まとまったコーディング作業をする時やエラーが出たときは、根気よく長時間椅子に座ってパソコンとにらめっこできる集中力も必要です。
なので、長時間座って作業することが苦痛と感じない人も、向いていると言えるでしょう。
3.効率化重視の人
プログラミングは、いかに無駄を省いていけるかが作業効率を左右します。
つまり、効率性がものすごく求められます。
プログラミングをする際も、誰がみてもわかるような無駄のない効率的なソースコードを書けることが良いとされています。
趣味として始めるにしても、効率化重視の人の方がいわゆる綺麗なコードをかけますし、何より時短にもなります。
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プログラミングを趣味とした先の目標を決めよう
趣味でプログラミングを始めるにしても、目的があるとモチベーションも続きやすいです。
あくまで趣味の範疇(はんちゅう)だから目的決めずに暇な時にやりたいという方もいるでしょうが、それはそれで良いと思います。
ただ個人的には、何かとりあえず1つでも決めておくことをおすすめします。
ここでは、初心者から趣味としてプログラミングを始める場合の目標例をいくつか挙げてみたいと思います。
参考にしてみてくださいね。
- Webサイトを作る
- スマホアプリを作る
- スマホゲームを作る
- 月10万の副収入を得る
- Webサイトを運営して広告収入を得る
- IT企業に就職もしくは転職
- フリーランスとして独立して在宅ワークする
などなどです。
他にもたくさんありますし、それぞれ自分なりの目標を定めれば良いと思いますが、この辺りなら初心者からでも趣味の先としての目標でも十分に達成できる範囲かなと思います。
趣味プログラミングの例とおすすめ言語
プログラミング言語にはたくさんの種類があり、趣味と言ってもどの言語を習得しようか迷うと思います。
目的によっては向いている言語と向いていない言語があるので、初心者レベルから趣味としてプログラミングをする際の趣味の例とおすすめ言語を紹介します。
WebサイトやWebサービスを作成
初心者の方でも敷居が低いWebサイト作成は、個人ブログを開設して運営したりネットショップを開設することもできます。
Webサイト作成には、フロントエンド開発言語といって、HTML&CSS、JavaScriptなどの言語が必要になってきます。
基本的にこのフロントエンドの言語は、どんなWebサイトやWebサービスにおいても必須なので一番最初に学ぶのが良いでしょう。
会員登録機能や決済機能などのあるWebサービスを作成する場合は、バックエンドの開発言語も必要になってきます。
わりと色々な言語で作成できますが、初心者でしたらPHPかRubyあたりがおすすめです。
特にPHPは、Web制作に特化している言語なので案件数も多いのでおすすめですね。
スマホアプリやスマホゲームを作成
スマホアプリやスマホゲームを作成してみるのもいいでしょう。
iOSの場合はSwiftという言語を学習することになるでしょう。
以前まではObjective-Cも使用されていましたが、近年はSwiftが主流になりつつあります。
Androidの場合は、JavaかKotlinがおすすめです。
Androidアプリ開発のみやりたいんだという方は、近年主流のKotlinが良いと思いますが、他にもやってみたいかもという方は、汎用性の高いJavaを学習するといいでしょう。
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趣味プログラミングから副収入を得るまでのステップ
ここでは、趣味プログラミングから副収入を得るまでのステップを紹介します。
大まかなステップとしては、次の通りです。
②:バックエンド開発言語を独学またはスクールで学習(学びたい人)
③:ポートフォリオ作成
④:クラウドソーシングサイトで仕事を請ける
①:フロントエンド開発言語を独学で学習
おすすめ言語のとこでも話しましたが、フロントエンド開発言語の習得は避けては通れません。
フロントエンドとは、ユーザが見ているWebサービスやWebアプリの見た目の部分のことですね。
特にHTML&CSSは、 どんなWebサイトやWebアプリを作るにしても必要となる基礎的な言語となっています。
フロントエンド開発言語は、初心者の方でも独学で学べる範囲なので学びつつ自分が作りたいサイトを作ってみると良いでしょう。
フロントエンド開発言語に関しては、別記事のHTML&CSS・JavaScriptとは?Webサイトを制作できるようになろう【初心者向け】で詳しく解説してるのでよかったらぜひ。
②:バックエンド開発言語を独学またはスクールで学習(学びたい人)
バックエンドを一言で言うと、サーバーサイドやデータベースの連携などユーザの目に見えない部分のことです。
フロントエンドのみでもWebサイトは作成できます。
ただ、加えて検索結果の出力や会員情報の登録、オンライン決済などの機能のあるWebサービスを作成する場合には、バックエンド開発言語の知識も必要です。
バックエンドの開発で利用する言語には、PHPやPython、Ruby 、Javaなどがあります。
どの言語を学ぶかは自由ですが、初心者の方でしたら習得難易度の低いPHPかRubyがおすすめです。
独学でも学ぶことはできますが、バックエンドの開発言語はフロントエンドに比べると難易度は高いので挫折してしまう人も少なくありません。
あくまで趣味なので自分のペースで学んでいけば良いとは思いますが、できるだけ効率よく早く習得したいという方はプログラミングスクールに通うのもありだと思います。
おすすめの言語であるPHPに関しては、【初心者向け】PHPとは?基礎知識とPHPがプログラミング初心者におすすめな理由で詳しく解説しているのでよかったらぜひ。
プログラミングスクールについても、現役プログラマーがおすすめするプログラミングスクール3社【口コミも】で紹介しているので参考にしてみてください。
無料体験ができるスクールやオンライン完結型のスクールもあるのでわりとおすすめです。
③:ポートフォリオ作成
プログラミングは実際に書いていかないと覚えていきません。
また自分が書いたコードがWeb上で動いているのを見るとモチベーションアップにもなりますし、なにより仕事を請ける場合はポートフォリオがある人の方が有利です。
まぁ実際どのレベルのWebサービスを作成できるかがわかるのでそりゃそうですよね。
実際にWebサイトやWebサービスを作ることでより良いソースコードの書き方もわかってくるし学びとしても非常に重要なので、ポートフォリオは作成しましょう。
④:クラウドソーシングサイトで仕事を請ける
ある程度プログラミングが書けるようになったら実際に仕事を請けましょう。
ポートフォリオはなくても仕事は請けられますが、あった方が受注しやすいです。
仕事を請ける方法はいくつかありますが、クラウドソーシングサイトで案件を受注するのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、簡単に言うと仕事を依頼したい企業や個人と、仕事を請けたい個人をつなぐマッチングサイトです。
つまり、仕事をしたいあなたはサイトに登録し、案件を探して興味があるものを見つけたら、応募します。
採用されればクライアントと契約して仕事をスタートさせることができるのです。
フロントエンドの開発案件、バックエンドの開発案件と豊富にあるので、登録しておきましょう。
登録すべきクラウドソーシングサイト
ひとまずこの2つに登録しておけば良いと思います。
どちらも大手で案件もたくさんあるので、実際に仕事を請けようと思ったときはどんな案件があるか見てみても面白いと思いますよ。
案件にもよりますが、フロントエンドのホームページ制作の案件の場合、1案件の相場は大体5万円〜10万円なので月に2〜3件ほどやると副業収入で少なく見積もっても10万円、案件によっては20万円以上稼ぐこともできます。
バックエンドは幅広いので本当に単価も様々ですが、一応相場で言うと1案件30万円〜50万円くらいですね。
とりあえずはフロントエンドの開発案件から挑戦していくのが良いでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
そもそも趣味とは、好んで習慣的に行う事柄です。
なので、必ずしも仕事にする必要もないですし、誰かにやらされてやるものでもないので興味がある方はひとまずチャレンジしてみて合わないなと思ったら止めれば良いと思います。
ただ、プログラミングは習得してしまえば副収入を得ることができたりと良いことばかりなので、おすすめではあります。
というわけで今回は以上です。