ライブラリとフレームワークの違いとは?目的や自由度などの違いを解説

  • 2021年5月18日
  • 2021年5月22日
  • IT, WEB
 
困っている人
「プログラム開発しているとよく出てくるライブラリとかフレームワーク ってなに?違いがよくわからないから教えてほしい。」


こういった疑問に答えます。

・ライブラリとは?
・フレームワークとは?
・ライブラリとフレームワークの違い
・ライブラリとフレームワークのメリット ・デメリット


プログラム開発をしていると、「ライブラリ」や「フレームワーク」という言葉を聞いたことある人多いと思います。

どちらも基本的には開発時により簡単で効率よく作業ができるためのツールですが、意味や機能などは違います。

今回は、ライブラリとフレームワークの違いを解説したいと思います。

それではさっそく見ていきましょう。


Advertising

ライブラリとは?


ライブラリ(library)とは、日本語にすると「図書館」という意味を持っていますが、プログラミング分野では開発の際によく使われるコードの集まりを指します。

つまり、汎用性の高いプログラム(クラスや関数など)をまとめているものです。

ライブラリは基本的に実行するためのものではなく、便利なソースコードの集まりなのでライブラリ単体では動きません。
他の実行可能なファイルに組み込み連結させることで利用できます。

部品の集まりみたいなものなので、必要な機能のみを読み込むことができ、開発の効率化を実現できます。


代表的なライブラリ

・JavaScript:jQuery、React
・Python:Numpy、scikit-learn など


フレームワークとは?


フレームワーク(framework)とは、日本語にすると「枠組み、骨組み」という意味で、プログラミング分野ではWebアプリケーションなどを効率よく開発するためのひな形や機能群を指します。

つまりテンプレートのようなもので、一部にコードを当てはめて使用します。

フレームワークにはそれぞれルールが決められており、使用する場合はそのフレームワークのルールに従ってコードを書く必要があります。

もちろんフレームワークもライブラリ同様に開発の効率化を実現できます。


代表的なフレームワーク

・CSS:Bootstrap、Foundation
・PHP:Laravel、CakePHP
・Ruby:Ruby on Rails
・Python:Flask、Django など


スポンサードサーチ

ライブラリとフレームワークの違い


上でライブラリとフレームワークのそれぞれの意味合いについては解説しましたが、それぞれの違いを説明します。

ライブラリとフレームワークは、両者ともアプリケーション開発の効率化のために使うものです。
一見似ているようですが、異なります。一言で言うと両者は以下のように言えます。

・ライブラリ:便利なソースやクラスの集まり
・フレームワーク:必要なものをまとめた枠組み


もう少し具体的に、両者を「目的」「自由度」の観点から違いを見ていきましょう。


目的


ライブラリを使用する目的としては、求められた機能を実現するためにコードを利用して効率化を図ったり、プログラムの動作を軽くするためなどです。

フレームワークを使用する目的としては、アプリケーションの設計を再利用することや開発にかかる時間やコストの削減などです。


自由度


ライブラリとフレームワークの違いを一言で言うと、ライブラリは組み合わせが自由、フレームワークは決められた範囲の中で自由な開発ができます。

ライブラリは、汎用可能なコードが集まっているファイルなので、どのコードを使用するかはプログラマーが決めることができます。
一方でフレームワークは、コードの書き方など一定のルールが決められているのでそのフレームワークの仕様を理解して使用する必要があります。

つまり、自由度で見る両者の違いとして、ライブラリを利用する開発ではプログラマーが主導権を持っていて、フレームワークを利用する場合は主導権がフレームワーク側にあると言えるのです。


ライブラリとフレームワークのメリット ・デメリット


ライブラリとフレームワーク、それぞれの意味合いと違いを理解できたと思います。
最後に、両者のメリットとデメリットを紹介しておきます。

メリットとデメリットをしっかり理解して使用しましょう。


ライブラリのメリット・デメリット


ライブラリのメリットは、使いたい機能(部品)だけ既存のシステムに組み込むことできます。

逆にデメリットとしては、あくまでもWebの画面を作るための道具の1つなので、その他必要な機能は自分で作る必要があります。


フレームワークのメリット・デメリット


フレームワークのメリットは、予め必要な機能が揃っているのですぐにでもWebアプリ制作をすることができます。

逆にデメリットとしては、決められた通りにしか動かないので、既存のシステムに組み込む場合はコードをフレームワークの仕様に書き直す必要があります。
また、フレームワークごとにルールが決められているので、プログラマーの行動が制限され開発の自由度が低下されます。


スポンサードサーチ

まとめ


いかがだったでしょうか?

ライブラリやフレームワークは、どちらも違う意味を持つけれども両者ともに開発効率をあげてくれるツールです。

実際の開発現場でもよく使われるので、学んでいきたい言語をある程度学び終わったらライブラリやフレームワークも学習してみてくださいね。

というわけで今回は以上です。

Advertising