Webエンジニアのキャリアプランの具体例を紹介

 
悩んでいる人
「Webエンジニアやってるんだけどこの先のこと悩んでいるからキャリアプランの例とかあれば教えてほしい・・」


こういった疑問に答えます。

・キャリアプランとは?
・キャリアプランを設計するメリット
・Webエンジニアのキャリアプラン具体例


Webエンジニアに限らずですが、今後のキャリアパスやキャリアプランを考えることは非常に重要です。

すでにWebエンジニアで将来のことを悩んでいる方、Webエンジニアを目指している方もぜひ参考にしてこの機会にキャリアプランを設計してみてくださいね。

それではさっそく見ていきましょう。


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キャリアプランとは?


キャリアプランとは、自分が今後どのような職について経歴を積み上げていくかを考える中長期計画です。

自分の理想とする将来像を実現するために、必要な知識やスキル、経験を洗い出し逆算して計画を立てるといつまでに何をすべきかが見えてきます。

また定期的に振り返ることで、その時点で自分はどうなりたいのか、計画の中で実際どこの立ち位置にいるのかが分かり、今後どうすれば良いか考え把握することができます。


キャリアパスとの違い

よくキャリアパスとキャリアプランを混同しいる人がいますが、両者は似ているようで異なる意味を持ちます。

キャリアパスとは、目標とする職位や職務に就くための順序や道筋を意味します。
同一企業の中で昇格、配置転換するためのルートを企業が明確化したものを指します。
例えば、「3年以内に昇格するためには、2年連続営業成績1位を取る必要がある。」などと言った、企業側から社員に提示するものです。

つまりキャリアパスは、社内に限ったキャリアを実現するために企業側が提示する指針であるのに対し、キャリアプランは個人が転職や独立などを含めたキャリア全体の指針を計画するという点で、異なります。


キャリアプランを設計するメリット


キャリアプランを設計するメリットは、大きく次の3つが挙げられます。

①ビジョンが明確になり、効率よく技術を習得できる
②仕事のモチベーションが上がる
③描くキャリアによっては収入が大きく変わる
1つずつ解説していきます。


①ビジョンが明確になり、効率よく技術を習得できる


キャリアプランを設計することにより、将来の目標やビジョンが明確になります。
そしてその目標やビジョンを実現するために何をすべきか、どんな経験値が必要なのかも見えてきます。

Webエンジニアのキャリアは幅広く、目標やビジョンによって身につけるべきスキルや知識が異なります。
そのため、キャリアプランを設定し逆算して今すべきこと、数年以内に達成すべきことを洗い出すことで、効率よく技術を習得することができるのです。


②仕事のモチベーションが上がる


目標や目的がないままただ仕事をしているだけでは、日々の仕事のモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

キャリアプランを設計すれば、将来の目標のためにこの仕事を行っている、つまり日々の業務が自分のビジョンに繋がっていると感じることができるので、結果モチベーションがアップします。
そしてモチベーションがアップすれば、成果にも繋がりやすくなるので一石二鳥ですね。


③描くキャリアによっては収入が大きく変わる


Webエンジニアのキャリアは幅広く、さまざまな可能性があります。
そのため、描くキャリアプランによっては年収も大きく変わってきます。

高年収を求める方はそれなりに平均年収の高い職種に就いたり、高いレベルの知識やスキルが必要になってきますが、明確なキャリアプランを設計し行動に落とし込むことができれば高年収も夢ではないでしょう。


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Webエンジニアのキャリアプラン具体例


それでは、Webエンジニア後のキャリアプランの具体例を紹介していきたいと思います。
ちなみに具体例を挙げるだけなので、そのためにすべきことを逆算して考えることも必要になるので忘れないでくださいね。

というわけでさっそく紹介していきます。
今回はパターンを4つ紹介します。

①需要の高いエンジニア職種を目指す
②上流工程の職種を目指す
③マネジメント職を目指す
④起業やフリーランスを目指す
それでは見ていきましょう。


①需要の高いエンジニア職種を目指す


1つ目のパターンは、需要の高いエンジニア職種を目指すです。
エンジニアには様々な職種があり、その1つがWebエンジニアなわけですが、将来もっと需要が高く年収の高いエンジニア職種を目指すのも良いでしょう。

いくつか例を挙げておきます。

・データサイエンティスト・・ビックデータを分析・解析し有益な知見を得てビジネスに活用する職業。
・IoTエンジニア・・IoT製品やIoT技術を利用したシステム開発を行うエンジニア。
・AIエンジニア・・機械学習やデータ解析などAI分野を専門とするエンジニア。など
他にもいろいろあるので調べてみてくださいね。
それぞれ必要なスキルや経験値も変わってくるのでその辺りも調べましょう。


②上流工程の職種を目指す


2つ目のパターンは、上流工程の職種を目指すです。

そもそも上流工程ってなんぞやと思う方もいると思うので説明します。
まず、システム開発の工程はおおむね以下のような流れになっています。

要件定義>外部設計>内部設計>プログラム設計>プログラミング(開発)>単体テスト>結合テスト>システムテスト>運用テスト>リリース>運用・保守


それぞれ別の呼び方もしたりしますが、ひとまずこんな感じの流れです。

このうち要件定義、外部設計、内部設計までを上流工程と呼びます。
反対に、下流工程は開発とテストをメインに行います。

それぞれのフェーズがどんな仕事内容なのかの説明はここでは割愛しますが、基本的に上流工程はクライアントとのやり取りや設計で、下流工程は実際にシステムを作ります。
なので、Webエンジニアは下流工程を担当しているということですね。

下流工程と上流工程だと、上流工程の方が年収が高いです。
プログラミング未経験の上流工程の人もいなくはないですが、あまりおすすめしません。
なぜなら、ある程度理解できていればクライアントの無理な要望を断ることもできますしね。
なので、技術を理解している上流工程の人を目指しましょう。

ちなみに、上流工程を担当する職種の例をいくつか挙げておきます。

・システムエンジニア(SE)・・クライアントのニーズを実現するシステムの設計を行う職種。
・Webディレクター・・制作現場において適切な指示や采配をおこない成果物の品質を管理する職種。
興味ある方は、いろいろ調べてみましょう。


③マネジメント職を目指す


3つ目のパターンは、マネジメント職を目指すです。
マネジメント業務とは、実際に手を動かす立場ではなく管理する立場です。

マネジメント職には次のようなものがあります。

・プロジェクトマネージャー(PM)・・プロジェクトのすべての責任を負い、管理する職種。
・プロジェクトリーダー(PL)・・プロジェクトマネージャーの指揮管理のもと、開発現場の責任者を担う職種。いわば現場監督。
どちらもコミュニケーション能力と管理能力が必要ですし、特にPLは開発業務を担うこともあるので、技術力も必要です。
興味のある方は調べてみましょう。


④起業やフリーランスを目指す


4つ目のパターンは、起業やフリーランスを目指すです。

エンジニアに限らずですが、Web業界は独立しやすく実際に独立して起業したりフリーランスとして活躍している人が多いです。

例えば、どこかの企業でWebエンジニアとして働いている場合、平均月収はだいたい30万円くらいだと思います。
しかし独立してフリーランスとして働けば、月収100万円も夢ではありません。
もちろんそれは、誰でも達成できるわけではなく、ある程度高度なスキルを持っていて、尚且つ仕事を獲得できればの話です。

なので簡単ではないですが、そういった未来を実現することは可能ですし、先ほども言いましたがWeb業界では独立している人も多いです。


まとめ


いかがだったでしょうか。

キャリアプランを設計することは、自分の目指す姿やそのために今すべきことが明確になり、そして日々の仕事のモチベーションもアップするのでおすすめです。

ぜひ設計してみてくださいね。というわけで今回は以上です。

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