なんでプログラミングをやると論理的思考力が身につくの?
こういった疑問に答えます。
・プログラミングで論理的思考力が鍛えられる理由
・論理的思考力があると得すること
・論理的思考力を身に付けたいならプログラミングを学習しよう
こんにちは、あゆりです。
みなさんは、論理的思考力(ロジカルシンキング)と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
「なんか難しそうだな・・」とか「頭の良い人しか持ってない能力・・?」
このように考えられている方も多いのではないでしょうか?
結論を先に言うと、論理的思考力は、すべてのビジネスに通じる論理的な考え方で、誰でも習得できる能力です。
今回は、プログラミングを学習することで身につくと言われている「論理的思考力」について紹介します。
論理的思考とは?
論理的思考力とは、一言で言うと「物事を筋道立てて整理し考える力」で、ロジカルシンキングとも言われます。
なにかの結果を得るために分析し、最適な方法や結論を見つけ出すための考え方として使われます。
つまり論理的思考力によって、物事を分析して導き出した根拠から結論を得ることができるようになり、そしてより深く考えたり物事を他人にわかりやすく説明することができるので、ビジネスにおいても学習においても様々な場面でこの論理的思考力が求められます。
ちなみに、論理的思考力が鍛えられれば、クリティカルシンキングも同時に身につけることができます。
クリティカルシンキングとは、一つの物事を色んな方向から見る力で、論理的に考える必要があります。
幸いにも、この論理的思考力は、生まれつきの天才ですら持っていない能力です。
つまり、練習して高めれば誰でも身につけることができる能力なのです。
プログラミングで論理的思考力が鍛えられる理由
まずプログラミングとは、コンピュータに対してプログラミング言語を用いて実行してほしい命令を与え作業してもらうことです。
機械は指示なしでは動きませんし、曖昧さが苦手です。
プログラミングでコンピュータに目的を達成してもらうためには、実行させる命令を段階的に条件を明確化させ矛盾が無いように記述しなければならないので、必然的に論理的思考力が必要になるのです。
実際に曖昧な指示とコンピュータが理解できる指示を比べてみましょう。
曖昧な指示と明確な指示の違いを見てみよう
例えば、友達同士の会話なら「ニューヨークに旅行行きたいから空港からわりと近めで、値段はそこまで高くないホテルをいくつか教えてくれない?」
このような曖昧な指示でも、日本人は特に「察する」社会なので自分なりに考えて空気を読んで理解しようとします。
とはいえ、こんな曖昧な指示が来た場合、「空港ってどこ?」「空港からわりと近めってどのくらい?」「値段はそこまで高くないっていくらがマックスなの?」
などなど・・もっとありますが、正直戸惑いますよね。
コンピュータは、このような曖昧な指示は理解できません。
この指示をプログラミングで書く場合は、「ジョン・F・ケネディ空港から3km範囲内かつ日本円で一泊1万円以下のホテルを検索結果の上から5つだけホテル名と住所をリストアップして」
というように、条件の明確化が必要です。
このように、プログラミングに必要な「誤解がなく伝わるように矛盾がないように情報を整理する能力」がいわゆる論理的思考力なのです。
結論、プログラミングは論理的思考力を自然と鍛えられる
実際のプログラミングの現場では、すべて計画通りに物事が進むことはまずないです。
自分が書いた正しいと思っていたコードがエラーを起こしたり、他の人が書いたコードとの関係によって処理が正しく行われなくなる場合もあります。
そういう時は、「ここが合っているならここが悪さしているんじゃないか?」とか「こういう結果が出るということは、ここまでは処理が動いていてここからは正常に処理ができていないのではないか?」という風に常に前提を考える必要があります。
つまりプログラミングを学習することで、そうした問題と日常的に対面することで、論理的思考力が養えるということです。
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論理的思考力があると得すること
論理的思考力があると、様々な場面で有利になります。
ここでは、3つ紹介しますね。
物事を効率良く進められる
例えば期日が決まった仕事やなにか自分で目標を立てた時、逆算して優先順位を付けることでより効率的に進めることができます。
論理的思考ができない人は、先のことは一切見ずに目の前のことしか見てないので期日に間に合わなかったり、途中で諦めてしまう可能性も出てきます。
自分の考えを正確に相手に伝えることができる
論理的思考力があると、コミュニケーションが円滑になります。
ビジネスでは、特にプレゼンテーションをする際に重要になる能力です。
論理的思考力がない人は、思いつきや感情に頼って発言するので、結論がはっきりせず説得力もありません。
論理的思考力が高い人は、聞き手に伝えたい内容を整理して順序立てて説明できるので、話に説得力があり内容もわかりやすくなります。
ビジネスだけでなく普段の対人関係でも、自分の考えを適切な言葉で正確に相手に伝えられることができるので、良好な人間関係を築くことができるのです。
より良い成果を上げられる
論理的思考力が高い人は、なにかトラブルがあっても問題を細分化し整理して分析することでどうやって解決すれば良いかを考えることができます。
そして、客観的かつ論理的にトラブルの本質を把握することができるので、また同じような問題を起こしづらいです。
そういう意味で言うと、論理的思考力が高い人は人生において問題を抱えづらいです。
このように論理的思考力を持っていると、仕事やプライベートのあらゆる場面で最良の結果を短時間で得ることが可能になるのです。
論理的思考力を身に付けたいならプログラミングを学習しよう
ここまでプログラミングと論理的思考力の関係性について解説しました。
実際、論理的思考力がなくても生きていけますし、必ずしも必要な能力ではありません。
学生の勉強は、論理的に考えなくても記憶力さえあればなんとかなります。
ただ、社会に出れば様々な場面で論理的に考える必要がありますし、上でも紹介したように有利になることも多いです。
プログラミング以外にも論理的思考力を鍛える方法はありますが、私はプログラミングが最適な方法だと思います。
プログラミングができれば論理的思考力も身につくし、手に職もつけられます。
一石二鳥ですよね。
もしも今、あなたが特にやりたいことがなかったり、やりたいことが見つからないけど何かチャレンジしてみたいなと思っているなら、プログラミングは大のおすすめです。
プログラミングに興味がある方は、やりたいことが見つからないならプログラミングを学習しよう。おすすめの理由も紹介で詳しくプログラミングについて書いているのでよかったらぜひ。
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まとめ
プログラミングを学習することは、正直良いことしかないです。
興味のある方はぜひプログラミング学習してみてくださいね。
というわけで今回は以上です。