沖縄本島より南西にあり、太平洋と東シナ海の間にある宮古島は、毎年のように観光客で賑わっている大人気の島です。
宮古島には、さまざまな綺麗なビーチや大絶景スポットなどがたくさんありますが、周辺の離島もそれぞれ違った魅力があります。
今回は、宮古島から行ける7つの離島とそれぞれの島の観光スポットを紹介したいと思います。
宮古島については、宮古島の観光スポット15選、離島やインスタ映えカフェ情報も【2泊3日の旅行プラン作成した】で紹介しているので、参考にしてみてください。
②:下地島
③:池間島
④:来間島
⑤:大神島
⑥:多良間島
⑦:水納島
それでは見ていきましょう。
①:伊良部島
宮古空港から車で約20分程の、伊良部大橋を渡った先にある伊良部島。
人口はおよそ5,000人、島全体の面積は30平方km程の先島諸島に浮かぶのどかな島です。
2015年1月に伊良部大橋が開通し、今では宮古島旅行に行く際に絶対に欠かせない観光スポットとなりました。
伊良部大橋は無料で渡れる橋で日本一長い橋と言われ、観光客に人気のドライブコースとなっています。
伊良部島には観光スポットがたくさんあり、綺麗なビーチはもちろん、手つかずの自然も残っています。
ここでは、伊良部島のおすすめ観光スポットを3つ紹介しますね。
1. 三角点
宮古島一の大絶景が望める、知る人ぞ知るインスタ映えするスポット、三角点。
近くにイグアナ岩というスポットもあり、どちらも断崖絶壁からの絶景ビューは息を呑むほど美しくて圧倒されます。
2. 佐和田の浜
「日本の渚100選」にも選ばれた伊良部島のビーチ、佐和田の浜。
夕日が綺麗な場所でも有名なので、時間に合わせて行ってみるのもいいでしょう。
3. 牧山展望台
伊良部大橋が一望でき、サシバという鳥の形をした展望台、牧山展望台。
周辺は遊歩道になっているので、散策しながら絶景を楽しむことができます。
②:下地島
伊良部島に隣接する島で、宮古島からは伊良部島を経由して行くことができる下地島。
宮古空港からは車で30分程で行くことができます。
島自体がとても小さく人口はおよそ100人程ですが、宮古島諸島では近年最も熱いと言われている島です。
2019年3月に下地島空港がリニューアルされ、宮古諸島の新たな玄関口としてアクセスしやすくなりました。
そんな下地島には、有名な観光地がたくさんあります。
ここでは、その中でもおすすめな観光スポットを3つ紹介しますね。
1. 17END
“まるで天国”、”まるで幻のビーチ”とも言われるほどの絶景ビーチ、17END。
潮の満ち引きによって色んな表情を見せてくれる17ENDは、一生に一度は見ておきたいですね。
2. 通り池
神秘的な池でダイビングスポットとしても有名な、通り池。
通り池は、二つ並んだ池の総称ですが、実はこの二つの池は地下で繋がっていて更には海にも繋がっているのです。
「和製ブルーホール」とも呼ばれ、ダイバーたちの憧れのスポットでもあります。
3. 中の島ビーチ
カラフルなサンゴ礁と多様な熱帯魚が生息する”天然の水族館”として知られている、中の島ビーチ。
下地島最強のシュノーケリングスポットとして、多くのダイバーも集まるほど人気のスポットです。
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③:池間島
宮古空港から車で約40分程の、池間大橋を渡った先にある池間島。
人口はおよそ600人で、こちらもそんなに大きくない島ですが、北東には 八重干瀬(やびじ)という日本最大級のサンゴ礁群があり、人気の島です。
池間大橋から眺める海は、 エメラルドグリーンから青へとグラデーションになっており、絶景が広がっているのでドライブも最高です。
池間島にも有名な観光地がたくさんあります。
ここでは、その中でもおすすめな3つの観光スポットを紹介しますね。
1. イキヅービーチ
ハート岩でも有名で、NHKドラマ「純と愛」の撮影現場となった、イキヅービーチ。
ビーチ自体はそんなに広くはないですが、プライベート感たっぷりで写真スポットとしても有名です。
2. カギンミヒダビーチ
別名「池間ロープ」とも言われ、ロープを伝って降りていくなんとも珍しく冒険感たっぷりの、カギンミヒダビーチ。
海は透明度も高く、サンゴ礁や熱帯魚もたくさんいるので、シュノーケリングスポットとしても有名です。
3. フナクスビーチ
ビーチ入り口にコンクリートブロックで階段を設けていることから別名「池間ブロック」とも言われる、フナクスビーチ。
池間ロープ同様に、カラフルなサンゴ礁や多様な熱帯魚が生息していることから、シュノーケリングスポットとしても有名です。
④:来間島
宮古空港から車で約30分程の、来間大橋を渡った先にある来間島。
人口はおよそ150人で島自体はそんなに広くはありませんが、こちらも宮古島観光には欠かせない観光地となっています。
来間大橋から眺める海は、 宮古島と離島を結ぶ橋で随一と言われるくらい透き通っていて綺麗です。
離島ならではのカフェもあり、観光地もたくさんあります。
ここでは、その中でもおすすめな観光スポットを3つ紹介しますね。
1. 竜宮城展望台
見た目もまるで竜宮城のようなデザインで、透き通った海や来間大橋を一望できる、 竜宮城展望台 。
奥には、宮古島や与那覇前浜ビーチも見え、とにかく大絶景が広がっています。
2. タコ公園下ビーチ
穴場スポットのタコ公園の近くにある、プライベート感溢れる小さなビーチの通称、タコ公園下ビーチ。
天然のプールのように綺麗なビーチで、泳がなくてもカラフルな魚たちを見ることができます。
3. 来間ガー
島唯一の井戸で、 宮古島から海底送水される昭和50年まで島の住人の命綱だった、来間ガー。
島の命の原点でもある来間ガーを見れば、来間島観光もより奥深いものとなるでしょう。
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⑤:大神島
宮古島の北部にポツンと浮かんでいて、1日5便しか運行していないフェリーに乗って15分程で行くことができる、大神島。
人が住み始めて約200年とされるが 、人口は20人程でとても小さな島です。
基本的にシーズン問わず島には入れますが、集落以外のほとんどの島内が聖域とされ、立ち入り禁止の場所もたくさんあるので気を付けましょう。
大神島は名前にもある通り神がいる島とも言われ、手つかずの自然や神秘的な風景が広がっていて、パワースポットとしても有名です。
ここでは、その中でもおすすめの観光スポットを2つ紹介しますね。
1. 大神遠見台
島の高台に位置し、島の周りの海を一望できる 、 大神遠見台 。
対岸には宮古島を見ることができ、晴れていれば池間大橋と池間島まで見ることができます。
2. 奇岩(ノッチ)
大神島のビーチのあちこちにあり、 木やキノコのような奇妙な形をした岩 、奇岩(ノッチ)。
宮古諸島の他の島々ではあまり見られない光景で、大神島観光するなら一度は見ておきたい風景です。
【アクセス】
宮古島( 島尻魚港 )⇔大神島( 大神漁港 )
所要時間 | 約15分 |
---|---|
値段 | (大人) 片道350円、往復670円 (小人) 片道180円、往復350円 |
時刻表 (宮古島→大神島) | (夏季 4月~9月)08:30, 11:00, 13:30, 15:40, 17:20 (冬季 10月~3月) 09:00, 11:40, 14:15, 16:45 |
時刻表 (大神島→宮古島) | (夏季 4月~9月)08:00, 10:20, 13:00, 15:10, 17:00 (冬季 10月~3月) 08:15, 11:00, 13:45, 16:20 |
大神島のフェリー情報などは、【公式ホームページ】にも載っているので、チェックしましょう。
⑥:多良間島
宮古島と石垣島の中間に位置し、宮古島からは1日1便しか運行していないフェリーに乗って2時間程で上陸することができる、多良間島。
人口は約1,150人で、島の周囲は砂浜に囲まれサンゴ礁が発達しています。
宮古島のように観光地化されていないので、観光客は多くないですがその分ゆっくりのんびと過ごすことができます。
また、島にはレンタカーやレンタサイクルもあるので、島内を便利に回ることができます。
多良間島には、人気の観光地がいくつかあります。
ここでは、その中でもおすすめな観光スポットを2つ紹介しますね。
1. 塩川御嶽
島民が大切に守り続けてきて、 神を祀る聖所の一つ、 塩川御嶽。
塩川御嶽へ行く道は、約650mのフクギ並木が続いており美しい景観を見ることができます。
2. 八重山遠見台
多良間島で最も高い場所に位置し、島全体を一望できる、 八重山遠見台 。
遮る物がほとんどないので、朝日も夕日も望める絶景ポイントです。
【アクセス】
宮古島( 平良港 )⇔多良間島( 多良間港 )
※日曜運休
所要時間 | 約2時間 |
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値段 | (大人) 片道2,510円、往復4,770円 (小人) 片道1,260円、往復2,390円 |
時刻表 (宮古島→多良間島) | 09:00 |
時刻表 (多良間島→宮古島) | 14:00 |
多良間島のフェリー情報などは、【公式ホームページ】にも載っているので、チェックしましょう。
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⑦:水納島
多良間島の北部に位置するが車でもフェリーでも飛行機でも行くことができず、 船をチャーターしたり、ツアーに参加したりなどの方法で上陸することができる、水納島。
水納島は秘境とも呼ばれ、島には1世帯しか住んでいませんが、なんと年間約6万人ほどの観光客が訪れるそうです。
手つかずの自然もあり、生き物たちがのんびりと暮らしています。
そんな水納島にも観光地がたくさんあります。
ここでは、その中でもおすすめの観光スポットを2つ紹介しますね。
1. 水納ビーチ
夏シーズンは観光客や家族連れが訪れ、マリンスポーツが充実している、水納ビーチ。
海水浴はもちろんですが、体験ダイビングやジェットスキー、パラセーリングなどの様々なアクティビティも楽しめます。
2. カモメ岩ビーチ
訪れる人も少なく、穴場のビーチとしておすすめの、カモメ岩ビーチ。
港からは歩いて30分程かかりますが、のんびりゆっくりと過ごすことができます。
まとめ
今回ご紹介したように、宮古島からは7つの離島に行くことができます。
中には、上陸することが大変な島もありますが、だからこそその島でしか出会えない景色や絶景があります。
宮古島とはまた違った雰囲気も感じられるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!