こんにちは、あゆりです。
今回は、魅力だらけのワーキングホリデー制度について徹底解説したいと思います。
・ワーホリ協定国はどこ?
・ワーホリ人気国TOP10を基本情報も合わせて紹介
・結論:目的に合わせて行きたい国に行こう!
この記事を書いている私は、大学卒業後にワーホリで1年間トロントに行きました。
ワーホリ に行こうと考えている方にも、興味があるという方にも参考になればと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)とは、日本と協定を結んでいる国や地域の文化を理解するために、その国に長期滞在し休暇を楽しんだり、就学・就労を許可する制度です。
要は、外国に1~2年ほど滞在して遊んだり、勉強したり、働いたりできるということですね。
ただ、ワーホリビザには年齢制限や行ける国なども決まっています。
このあと説明しますが、3つだけ先に重要なことを言っておきます。
2.アメリカはワーホリ協定を結んでいないので行けません。
3.各国、一生に一度しか行くことはできないです。
では、いきましょう。
ワーホリの年齢制限は?
上でも書きましたが、18~30歳限定です。(イギリスのみ18~29歳)
※この年齢制限はビザ申請時のものなので、実際に入国するときに31歳になっていても問題はありません。
31歳を迎える誕生日までにビザ申請ができていればOKということですね。
2020年6月時点で、ワーホリ協定を結んでいるイギリス以外のすべての国で共通です。
実際に私が行ったのは大学卒業してすぐでしたが、やはり同い年くらいの子と日本で3年働いてやめてきたって人と29.30歳でくる、いわゆるギリホリの人が多かったですね。
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ワーホリで行ける国はどこ?
ワーホリビザで渡航できる国は全部で26ヵ国あります。
- 英語圏:5か国
- 非英語圏:18か国
- アジア:3か国
非英語圏が圧倒的に多いですが、目的があってヨーロッパやアジアに行く人もたくさんいます。
ただやはり人気があるのは、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリスといった英語を公用語としている国ですね。
ワーホリ協定国・公用語・首都を一覧にしてみました。
国名 | 公用語 | 首都 |
---|---|---|
オーストラリア | 英語 | キャンベラ |
カナダ | 英語、フランス語 | オタワ |
ニュージーランド | 英語 | ウェリントン |
イギリス | 英語 | ロンドン |
ドイツ | ドイツ語 | ベルリン |
フランス | フランス語 | パリ |
オーストリア | ドイツ語 | ウィーン |
アイルランド | アイルランド語、英語 | ダブリン |
デンマーク | デンマーク語 | コペンハーゲン |
ノルウェー | ノルウェー語 | オスロ |
ポルトガル | ポルトガル語 | リスボン |
スウェーデン | スウェーデン語 | ストックホルム |
オランダ | オランダ語 | アムステルダム |
ハンガリー | ハンガリー語 | ブダペスト |
スペイン | スペイン語 | マドリード |
アルゼンチン | スペイン語 | ブエノスアイレス |
ポーランド | ポーランド語 | ワルシャナ |
スロバキア | スロバキア語 | ブラチスラバ |
アイスランド | アイスランド語 | レイキャヴィーク |
エストニア | エストニア語 | タリン |
リトアニア | リトアニア語 | ヴィリニュス |
チェコ | チェコ語 | プラハ |
チリ | スペイン語 | サンティアゴ |
韓国 | 朝鮮語 | ソウル |
台湾 | 中国語、台湾語 | 台北 |
香港(中国) | 広東語 | なし |
香港は、国ではないので首都はありません。
国によって一部の地域で英語を話すところもありますが、公用語として使われている言語のみ書いたので、参考にしてみてくださいね。
ワーホリ人気の国TOP10(基本情報も合わせて)
このランキングは、「日本ワーキングホリデー協会」で発表されていたランキングです。
それぞれの国の基本情報や条件等も参考にしてみてください。
TOP10の国だけ先に発表しちゃいます!
- オーストラリア
- カナダ
- ニュージーランド
- イギリス
- アイルアンド
- オーストリア
- スペイン
- フランス
- ドイツ
- デンマーク
やはり英語圏が上位に挙がってきますね。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
第1位:オーストラリア
滞在可能期間 | 1年(条件を満たせば最長3年) |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 4ヵ月 |
就労可能期間 | 同一雇用主の元で6カ月以内 |
首都 | キャンベラ |
人気な都市 | シドニー・メルボルン・ブリスベン |
ビザ申請費用 | 約35,000円 |
南半球に位置する島国のオーストラリアが堂々の第一位にランクイン!
壮大な自然と近代的な都市が融合するオーストラリアには、最大都市のシドニーやサーファーの聖地であるゴールドコースト、さらには「世界住みやすい都市ランキング」で1位に選ばれているメルボルンなど、魅力的な都市がたくさんあります。
人気な理由としては、「ビザ発給数が無制限」「治安が良い」「最低賃金が高い」ということが挙げられます。
また、オーストラリアはほかの国と違い、ある条件を満たすと最大3年間滞在することができます。
条件は以下の通りです。
そして、1年目の滞在が終わる前に、合計3か月間(88日間)指定された業種や場所で働きます。
②2年目に指定された地域で6ヵ月間の指定業務を行います。
1,2年目で規定期間、農作業を行うことで3年間のビザを取得できます。
できるだけ長く海外に住みたい方は、オーストラリアがおすすめです。
第2位:カナダ
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 6ヵ月 |
就労可能期間 | 制限なし |
首都 | オタワ |
人気な都市 | バンクーバー・モントリオール・トロント |
ビザ申請費用 | 約27,000円 |
2番目に人気の国は、都会と自然の両方を楽しめるカナダ!
バンクーバーとトロントは「世界住みやすい都市ランキング」でも毎年のように上位に選ばれる都市で、移民大国と言われているぐらい移民を多く受け入れており、人種差別も少ないのですごく暮らしやすい国です。
また、カナダの英語には訛りが少なく発音がとてもきれいなので、語学留学にも適した国と言われています。
アメリカが大陸続きなのですぐに行けますし、トロントからだとニューヨーク、バンクーバーからだとシアトルに旅行に行く人が多いみたいです。
せっかく1年間もいるので、アメリカに旅行してみるのもいいかもしれませんね。
他の国にワーホリで行ったことないのでわかりませんが、トロントは優しい人ばかりでとても住み心地が良かったです。
強いて言うなら、冬が死ぬほど寒いです。
でも、慣れます笑
第3位:ニュージーランド
滞在可能期間 | 1年(条件を満たせば最長1年3ヵ月) |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 6ヵ月 |
就労可能期間 | 制限なし |
首都 | ウェリントン |
人気な都市 | オークランド・ウェリントン・クライストチャーチ |
ビザ申請費用 | 無料 ※観光税が別途(約2,500円)必要 |
第3位は、広大な自然の中でのんびりとスローライフを楽しめるニュージーランド!
「人間より羊の数方が多い」と言われるほど人口密度も低く、治安がとても良いので、
毎年多くの方が渡航する人気の国です。
また、ニュージーランドはオーストラリアと同じく、ある条件を満たすと
最大1年3ヵ月滞在することができます。
条件は以下の通りです。
第4位:イギリス
滞在可能期間 | 2年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 制限なし |
就労可能期間 | 制限なし |
首都 | ロンドン |
人気な都市 | ロンドン・オックスフォード・ケンブリッジ |
ビザ申請費用 | 約35,000円 |
年間1000人にしかワーホリビザで滞在することができなく、倍率は10倍以上の
人気な国イギリス!
イギリスのワーキングホリデーは、正式には「Youth Mobility Scheme(通称:YMS)」と
言います。
イギリスは、他の国と違い最大2年間滞在できたり、就労が目的とされているので
就労の制限は一切ありません。
他のヨーロッパの国にもすぐに行けるので、1年半はたくさん働いて本場のイギリス英語を学んで、残りの半年はヨーロッパ旅行とかもいいですね。
イギリスはファッションやアートなどとにかくおしゃれなので、カルチャー好きにはたまりませんね。
第5位:アイルランド
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 制限なし |
就労可能期間 | 制限なし(週39時間以内) |
首都 | ダブリン |
人気な都市 | ダブリン・コーク・ゴールウェイ |
ビザ申請費用 | 13,800円 |
別名「妖精の国」とも言われるくらい幻想的な国、アイルランド!
アイルランドの文化は、自然を信仰していたケルト人の文化に由来するので、遺跡や広大な自然はケルト文化を感じさせてくれます。
アイルランドのワーホリビザ発給数は年間800人限定なので、日本人も少なく英語オンリーの環境に身を置くことが可能です。
ヨーロッパへのアクセスも良いので、旅行もすぎに行くことができます。
公用語はゲール語ですが話している言葉は英語なので、英語を学べる環境はあります。
日本人が少ないので、英語を本気で学べる環境に自分を追い込みたい人には、いいかもしれませんね。
第6位:オーストリア
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
首都 | ウィーン |
人気な都市 | ウィーン・リンツ・グラーツ |
ビザ申請費用 | 無料 |
ドイツ・チェコ・ハンガリー・スロバキア・スロベニア・イタリア・スイス・リヒテンシュタインの8ヵ国と隣接し、自然や芸術をとことん堪能できるオーストリア!
モーツァルトを生み出した国として有名で、音楽や芸術が盛んです。
そのため、音楽を学びに来ている日本人も多いです。
どこまでも続くアルプス山脈、世界遺産に登録されている旧市街、本場のクラシックやオペラなど、たくさんの魅力があるオーストリアです。
国土は北海道ほどの広さなので、滞在中にオーストリアの隅々まで観光できますし、
近隣諸国のヨーロッパにも気軽に旅行できるのもいいですよね。
本場のクラシックなど、音楽を学びたい方には、オーストリアがおすすめです。
第7位:スペイン
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 明記なし |
首都 | マドリード |
人気な都市 | マドリード・バルセロナ・バレンシア |
ビザ申請費用 | 無料 ※NIN番号申請料が別途(1,288円)必要 |
都市ごとに雰囲気の異なる多様性と、豊かな自然に恵まれているスペイン!
スペインには、45ヵ所の世界遺産があり、これはイタリア・中国に次いで世界第3位です。
ワーホリで滞在すれば、全制覇できそうですよね。
スペイン語を公用語にしている国はスペイン以外にも20ヵ国ほどあり、アメリカでも広く使われていて、世界第3位の国際言語です。
スペインでしか見ることのできない独特な建造物、闘牛やフラメンコで知られる情熱的な文化は、世界中に誇るものとなっています。
ワーホリで滞在できれば、スペインの魅力を堪能できるでしょう。
第8位:フランス
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜29歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 制限なし |
就労可能期間 | 制限なし |
首都 | パリ |
人気な都市 | パリ・リヨン・マルセイユ |
ビザ申請費用 | 無料 |
芸術・歴史・伝統などを大切にしていて、世界中の人々を魅了するおしゃれな国、フランス!
人気のファッションブランドも多く、フランス料理やワインなどもとても有名です。
フランスには、言語の学習だけでなくパティシエなどの専門的な意識をつけたり、研修を受けに来ている日本人もたくさんいます。
フランスのワーホリビザは、就学期間や就労期間に制限がないので、ファッションの勉強をしたり語学の勉強をしながら働いたりなど、自分なりのプランで自由に過ごせるのも魅力的です。
第9位:ドイツ
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 制限なし |
就労可能期間 | 1つの職場で最長6ヵ月 |
首都 | ベルリン |
人気な都市 | フランクフルト・ベルリン・ミュンヘン |
ビザ申請費用 | 無料 |
ビールの本場で、ビール好きにはたまらないオクトーバーフェストの発祥地ドイツ!
ドイツには、42ヵ所の世界遺産があり、季節によっていろんな姿を見せてくれます。
またドイツは、ワーホリ協定国の中でも暮らしやすい国と言われており人気を集めています。
ヨーロッパの中でも比較的物価が安く、世界中から多く若者が集まります。
さらにドイツはシェンゲン協定の加盟国なので、イタリアやフランスなどへは出入国審査なしで行くことができます。
第10位:デンマーク
滞在可能期間 | 1年 |
---|---|
年齢 | 18〜30歳 ※申請時の年齢 |
就学可能期間 | 明記なし |
就労可能期間 | 6ヵ月 |
首都 | コペンハーゲン |
人気な都市 | コペンハーゲン・オーフス・オーデンセ |
ビザ申請費用 | 無料 |
「世界一幸せな国」と呼ばれるほど魅力も多く、世界幸福度ランキングでも何度も1位に選ばれている、デンマーク!
公用語はデンマーク語ですが、デンマーク人のほとんどが英語を話せますし、英語の教育も盛んなので学べる環境はしっかりあります。
近年ではデザインの国としても人気で、街並みにも反映されておりとても可愛らしい街並みを楽しむことができます。
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まとめ
以上になります。
もちろん、それ以外の国もそれぞれ魅力はあります。
自分が学びたいこと、経験してみたいこと、興味のあることによって行き先は変わってくると思いますが、一番行ってみたい!と強く思えた国にいきましょう。